COLUMN 01 / 03 Suguru Hosoiri
甲府市の住宅街にある、小さな薪窯パンのお店。
ここでパンを焼いているのが、細入さんです。
そのパンづくりを見ていると、一つのパンができあがるまでに、たくさんの時間と手間がかけられていることに気づきます。
有機国産小麦を自ら挽き、発酵種を育て、生地の状態を確かめながらこねる。
そして薪を焚き、窯の状態を見極めながら焼き上げる。
薪窯の火は、毎日同じではありません。
その日の気温や湿度、火や窯の状態を感じ取りながら、一つひとつパンを焼いていきます。
そうした日々の積み重ねがおいしさにつながり、細入さんのパンは多くの人に愛されています。
そして印象的なのは、時間のかかる工程そのものを、細入さん自身が楽しんでいること。
手ごねのパンも、薪窯でのパン焼きも、手折りのパイも。
時間をかけるからこそ、そこに生まれる味や表情がある。
だから、必要な工程を省かず、自分が良いと思える方法を続けていく。
パンを焼くことと、服をつくること。
つくるものは違っても、その姿勢にはMaHoRoBaのものづくりと通じるものがあります。
MaHoRoBaも、希少なヤクという天然素材を選び、その良さを活かしながら、
国内のニット工場とともに一着の服をつくっています。
素材選びから、つくり方、仕上がりまで、自分たちが大切だと思うことは省かない。
自分たちが本当に良いと思えるものを、手間を惜しまず、きちんとつくる。
細入さんのパンづくりを見ていると、あらためて、その大切さを感じます。
MaHoRoBaもそんな細入さんの日々のそばに、自然とある一着でありたいと思います。
「この街で、丁寧に暮らす人へ。」
自然に寄り添い、人に寄り添う。 MaHoRoBa。
細入 優|Suguru Hosoiri
長野県上田市の「ルヴァン上田店」で約10年間経験を積み、地元・山梨県甲府市へ。現在は「薪窯パン ほそいり」を営む。自ら製粉した有機国産小麦と自家製の発酵種を使い、薪窯で時間と手間をかけたパンづくりを続けている。
モデル着用アイテム|ヤク パーカー / ブラウン / M

